えひめリトルリーグメジャーチームは12月5、6日、兵庫県播磨町に遠征し、友好チームである兵庫播磨リトルリーグさん主催の播磨町長杯野球大会に参加してまいりました。

12月5日土曜日の早朝、といっても深夜3時にマイクロバスでえひめリトルリーググランドを出発した選手たち。

例によって出発後約1時間以内に眠る子は皆無で、ひたすらおしゃべりやら音楽を聴くやら、思い思いに時間を過ごしておりました。

しかし、さすがに夜明け前になると爆睡に入りました。

やがて夜が明けて、選手を乗せたバスは8時過ぎに兵庫県播磨町に到着!

大会出場の16チームによる開会式に臨んだえひめ戦士たち、果たして緊張していたのか?

余談ですが、おそらく出場16チーム中、平均身長が一番低かったのは間違いなくわれらえひめリトルリーグだったと思われます。

一回戦の相手は地元兵庫県の姫路中央リーグさんです。

当然初めての対戦で相手のデータ等なにもありません。

二回表、幸先よく1点を先取しましたが、その後は打線が沈黙・・・・                       

三回には逆転のツーランホームランを浴びてしまいます。

結果、勝利の女神はえひめに微笑んでくれませんでした。

初の県外遠征による緊張か?

それとも睡眠不足か?

いずれにしても新チーム初の遠征試合ということを差し引いても、あまりにも物足りない結果ではありました。

翌日の交流戦は二試合戦って一勝一敗でしたが、やはり今のメジャーチームにはまだまだ野球以外にも課題が多くあります。

遠征先でお世話いただいた兵庫播磨リーグさんにに対してどのような態度で感謝の気持ちを表すのか?

宿舎の部屋での過ごし方、ユニフォームや着替えの服の管理の仕方、靴の並べ方、野球道具の手入れの仕方等、野球以前にわたしたち指導者が教えなければならないことがいっぱいあることもこの遠征でわかりました。

子どもたちにとって技術や精神力はもちろんですが、やはり県外チームとの試合は新しい発見がいたるところに転がっています。

今後も県外の強豪チームとはできるだけ試合ができるよう、そして試合を通して他県の子どもたちとの交流、指導者同士の情報交換等、チーム力向上のためのお膳立ての必要性を痛感した遠征でした。

最後にこのような大変な規模の大会を運営しながら、私たち県外からの遠征チームに対して遠征前や大会期間も何かとお気遣いいただいた兵庫播磨リーグの皆さまに感謝申し上げるとともに、マイクロバスの運転やユニフォームの洗濯など子どもたちの身の周りの世話に手を焼きながらトラブルもなく松山に帰れたのも、ひとえに同行いただいたお父さん、お母さん方のおかげです。

えひめリトルリーグは今後も選手たちにもっともっと広い世界を見せてあげる必要性を感じました。

選手たちの健全でたくましい心身の成長のため、ご父兄の皆さまには今後とも熱いご協力をお願いいたします。