10月29、30日の両日、静岡県浜松市で開催されたJA共済杯全国選抜リトルリーグ野球大会において、われらえひめリトルリーグ(愛媛中央リーグで出場)は堂々の準優勝に輝きました。

 

思い起こせば2018年北海道で開催された同大会において準決勝まで進出し、惜しくも力尽きましたが全国3位に輝いたことで、四国野球の復活を印象付けました。

 

それ以降、全国の舞台からは遠ざかっていましたが、今年7月に開催された全日本選手権大会に26年ぶりに出場しベスト8に進出したことで、近年低迷する愛媛野球の活性化を図る私たちの取組が少しづつ成果として実りつつあると実感していました。

 

全日本選手権大会後、新チームになってもみんなの目標はただ一つ!

全国選抜大会への出場でした。

 

四国予選リーグ戦も楽な試合は一つもなく、どの試合も気の抜けない緊張感に満ちた試合ばかり。リーグ戦最終戦の砥部・道後連合チーム戦も先制するものの、最終回に同点に追いつかれ最後は引き分け!

苦しみながら四国代表をつかみ取りました。

 

そしてそこからは新たな目標が!!

4年前に先輩たちが掴み取った全国3位の成績に追いつけ、追い越せです!

予選終了後も休みなく練習に取り組み、平日の夜間練習はもちろん、練習試合も精力的にこなして弱点の克服にも挑みました。

 

その努力の結果が報われたようです。

えひめは過去1999年に優勝しており、今回はそれに次ぐ準優勝!

なんと!目標にしていた4年前の先輩の記録を抜き去って行ったのです!

 

先の全日本選手権大会での中国連盟広島安芸リーグさんの決勝進出、そして優勝した関西連盟の宝塚リーグさん、今回の選抜大会の準決勝に進出した京都南リーグさんや私たちえひめの準優勝と今年は西日本のチームが頭角を現す現象が続いています。

ここ数年続いていた東京連盟を中心とした関東方面のリーグによる上位進出に何とか一矢報いたい気持ちで関西以西のリーグは練習に取り組んでいたのではないでしょうか。

 

少子化や子供の野球離れ、東京への一極集中など地方の少年野球チームにとって、今は決して追い風の環境ではありません。

 

でも、それぞれのチームが一丸となって野球に取り組む選手たちを盛り上げることができれば、時に子供たちは信じられない力を発揮してくれます。

 

田舎だから、コロナだから、と言ったネガティブな思考に陥ることなく、どんな時もみんなで前向きに取り組めば、いずれ道は開けていくはずです。

 

今回のえひめの準優勝はコロナ禍においても、ひたすら前向きに取り組めば道が開けた!!

何事にも前向きに明るく取り組む指導者と選手たち、そしてその選手たちをいつも温かく見守るご父兄の皆さんによる共同作業が見事花開いた結果でしょうか?

 

終わったことは良い思い出として、選手たちはその後も精力的に練習に取り組んでいます。すでにこの後のスケジュールも秋季大会が控えており、ゆっくりできるのはクリスマスからかな?

 

これからのテーマは、勝手ですが

『愛媛野球の復活!!』

でいきましょう。