暑い!!熱い!! ホントに熱い夏でした。
試合結果は既に掲載済みですが、7月23、24日の両日に文部科学大臣杯JA共済トーナメントリトルリーグ全日本選手権が東京都八王子市で開催されました。
ここ数年は東京オリンピック開催の関係で長野県で行われていたこの全国大会ですが、久々に東京に戻っての開催となり、われらえひめリトルリーグは四国連盟代表「愛媛中央リーグ」としてこの大会に臨みました。
この時期、東京都内の新型コロナウィルスの感染が爆発的に広がっており、その影響か参加15チームのうち2チームが直前で棄権し、ついには開会式も中止となることに。果たして大会は無事開催されるのか!と試合とは違った緊張感に包まれた東京遠征となりました。
一回戦の相手は北関東連盟の強豪大宮東リーグさんです。
野球王国四国の底力を見せろ!!
粘って粘って粘りぬけ!!
初回ショウタのソロホームランで先制しましたが、すぐに追いつかれます。
その後もシーソーゲームが続き、3対2の1点リードで迎えた五回に遂に3点を奪われ逆転を許してしましました。
あとがないえひめ!!
スタンドの応援団からも悲鳴に近い声援が送られます。
選手一人一人の思いを乗せた強い打球が相手野手のグローブを弾き飛ばす!
そして全力疾走! 気迫のガッツポーズも自然と出ます!
気が付けば最終回に3点を奪い、まさに奇跡の逆転勝ち!!
えひめの全員野球が見事に全国大会の舞台で花開きました。
勝ちながら試合終了のあいさつとともに泣きじゃくる選手たち・・・
それほど追い詰められていたのでしょう。
続く二回戦で中国連盟の広島安芸リーグに完敗したことで、現実に引き戻されたような一日でした。
えひめにとって26年ぶりの大舞台でしたが、当時を知るチーム関係者は誰もいません。
ただ言えることは、この大舞台に来ることができたのは過去のことは何も知らない選手たちが、ひたすら「このメンバーで勝ちたい。」「このメンバーでいつまでも野球がしたい。」と言った単純だけど、強い強い思いがあったからではないでしょうか。
過去の歴史は知らないであろうメンバーが作り上げたえひめの歴史の新たな1ページ!
さあ!新チームになって頼りにしていたお兄さんたちはいなくなります。
新しいメンバーがまた一つになって新しい歴史を築き上げることはできるでしょうか。
翌日は早速新チームメンバーで東京連盟の強豪リーグと腕試しを行いました。
東練馬リーグのみなさん
稲城リーグのみなさん
貴重な体験まことにありがとうございました。
えひめリトルリーグはこれからも真っ赤に燃えるえひめ魂で強い相手に立ち向かっていきます!!
遠い愛媛、松山からご声援いただいた関係者の皆様!
みなさまからの物心両面によるご支援のおかげで、選手たちは一生の思い出が作れたものと思います。
今回の感動を一回限りのことにしないために、今後もえひめリトルリーグは前進します。
熱い応援ありがとうございました。