3月12日(土)、春の到来とともに開催されるテレビ愛媛杯四国選手権大会。
今年は新型コロナウィルスの感染拡大中のため、テレビ愛媛の冠を除いての開催となりました。
リトルリーガーたちは冬場の厳しい練習を経て、この春に一気に成長した姿を見せてくれます。
まずは先陣を切ってマイナーチームが登場。
昨年夏の新チーム結成以来、公式戦の白星がありません。
今大会の初勝利を信じて、選手たちには厳しい冬練習を乗り越えた自信が漲っていました。
一回戦港南リーグとの対戦は初回に幸先よく1点を先取したものの、初戦の緊張からか、勝利への気持ちが空回りするのか、途中までリードを許す苦しい展開に・・・
1点差まで追い上げましたが、打線が不発で5対6の惜敗でした。
続くメジャーは3月19日(土)、初戦に新居浜リーグとの対戦となりました。
こちらも初回速攻で1点を先取しますが、途中同点に追いつかれるなど一進一退の攻防により3対3からの延長戦をサヨナラ勝ちで飾りました。
勢いをつけて二回戦に臨みますが、相手は秋季大会優勝の港南リーグ。
残念ながら0対9の四回コールドで敗れました。
この春季大会の後は、メジャー最上級生にとって最後の公式戦となる全日本選手権四国予選が開催されます。
しかし、リトルリーグの年齢制限によりえひめリーグからはただ一人キャプテンのユウセイがこの大会に出場できません。
したがって、今回の春季大会がユウセイにとって最後の公式戦となってしましました。
少しでもユウセイと野球を続けたい!
残りの同級生四人も必死になって戦いましたが、力及ばず無念の敗戦です。
ユウセイがえひめリトルリーグに入団したのは確か年長さんの時?
思い通りにならない時はグランドに寝っ転がって駄々をこねて泣いていたのを思い出しました。
五年生になっても、エラーや打てなかった時はすぐに落ち込んで指導者を困らせることもありましたが、六年生になった途端に自ら手を挙げてキャプテンに名乗りをあげて周囲を驚かせてくれました。
それから一年!ユウセイは立派にキャプテンを務めてくれました!!
最後の公式戦は負けたけど、ユウセイの優しい笑顔でチームの雰囲気はいつも明るく、みんな野球を心底楽しむことができたのは間違いなくユウセイのおかげです。
残る六年生4人は全日本選手権四国予選に臨みますが、それまではユウセイも練習にも参加し、試合も応援に来てくれます。
チーム全員が全国大会出場を目指して!そして、その全国大会にユウセイを連れて行こうと燃えています。
全日本選手権四国予選は4月10日より開催です。