メジャー部門は秋季大会も終え、すでに来年春のテレビ愛媛杯に向けて各チーム積極的に練習試合を重ねています。
この日われらえひめリトルリーグはえひめグランドに港南リーグさんと松前リーグさんを迎えて三つ巴の練習試合を行いました。
まずは先日の秋季大会で見事優勝を果たした港南リーグさんと初戦を戦いました。
港南リーグさんは、9月の四国チャンピオンズリーグ戦での最終戦で西条リーグさんと大接戦の末敗れ準優勝でしたが、秋季大会ではそのリベンジを果たし見事優勝の栄冠を勝ち取っています。
六年生は体格も素晴らしく、なにより全員の表情からは自信が溢れ出ていました。
対するわれらえひめリーグのメジャーチーム!
先発を任された六年生シモンは、持ち味の緩急を使って強力港南打線に立ち向かいます。
しかし、この日はえひめの持ち味である守備に粗さが目立ちました。
ヒットによる出塁や得点を奪われるのはやむを得ません。
パワーのある相手の打線はえひめよりかなり上を行ってます。
でも守備は力ではないはず!
守っている最中も常にアウトカウントやボールカウントを頭に入れて、一球一球守備位置を変えたり、野手同士で声をかけることができるはずです。
その積み重ねこそが、ここ一番での無駄な失点を防ぎ、そこから1点でも取り返す気迫が生まれてくるのです。
この日のメジャーチームは元気なく、特に六年生主体の打線は全くの沈黙!
誰もがファーストストライクを簡単に見送り、難なくワンストライクを献上するという負け試合によくみられるパターンでした。
結局、港南リーグさんに一矢も報いることなく、続く松前リーグさんとの試合も引き分けと、結果はともかく内容的に練習試合の意味が感じられない試合でした。
秋季大会の敗戦も既に過去のことになっているのでしょうか?
来年につながる希望が持てる試合とならなかったのは残念の一言に尽きます。
みんなそれぞれ課題を持って練習や試合に臨んでいかないと!
来年春のテレビ愛媛杯を最後に卒団予定の六年生には残された時間はあまりありません。
体の大きさは関係ない! 声の大きさでは負けない! 野球を大好きな気持ちは負けない!
一つでも次の塁に進もうとする気持では負けない! 球際では絶対負けない!
そんな「負けない!!」を一つでも持ちましょう。
みんな自信を持って! 今からでも間に合います!
みんなで一緒に考えよう。えひめの合言葉「一戦必勝!」のために何をするべきかを。